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第8回シネマサロン 「海難1890」・門田隆将氏による講演

「シネマサロン」は、名作を通じた読者の皆様との交流という目的で始まった、
月刊「正論」主催の上映会です。
第8回の今回は、日本・トルコの友好125年を記念して、
1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件と、
1985年のイラン・イラク戦争勃発時にトルコが在留邦人を救出した出来事を描いた「海難1890」(2015年製作)です。

1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」は帰国の途中、
和歌山県樫野崎(現:串本町)で台風に遭遇し、
乗組員600名以上が嵐の海に投げ出され、
当時としては世界最大規模の海難事故となりました。
このとき、和歌山の地元住民たちは、献身的な救助活動を行い、
69名のトルコ人乗組員の命が救われました。

それから時を経た1985年3月。イラン・イラク戦争が長期化する中、
イラク大統領のサダム・フセインはイラン上空を飛行する航空機に対して
48時間後に無差別攻撃の開始を宣言。
テヘランに残された邦人は300名以上。
彼らは官民一体となってトルコに日本人救出を依頼したところ、
トルコはその申し出を受け、救援機をテヘラン空港へと向かわせ、
攻撃の2時間前に215名の日本人をイランから脱出させました。

困難な状況の中にあっても名誉や見返りも求めず、
ただ目の前の人を救おうと行動を起こした126年前の日本人たちと31年前のトルコ人たち。
日本とトルコの「勇気と誠意」を映し出した真実が描かれています。

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▷日時  10月15日(土)午前11時開場、正午開演
▷場所  ニッショーホール(東京都港区虎ノ門2の9の16)
▷入場料 予約2000円、当日2500円

▷申し込み方法
「シネマサロン参加希望」と明記の上、郵便番号、住所、氏名、ふりがな、電話番号、参加人数を、
以下の方法いずれかでご連絡ください。

●はがき  〒100-8077(住所不要)産経新聞社正論調査室まで
●メール  seironevent@sankei.co.jp
●ファクス 03・3241・4281

▷問い合わせ=産経新聞社 正論調査室(☎03・3243・8454)

▷協賛=積水ハウス