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将来を担う青年男女が熱弁をふるう「第31回土光杯全日本青年弁論大会」(フジサンケイグループ主催、積水ハウス特別協賛)が10日、東京・大手町のサンケイプラザホールで開かれました。

今年のテーマは「世界は女性の時代へ-私の提言」。事前の論文審査を通過した12人が、日本人としての心構えや国家論など、さまざまな角度から熱弁をふるいました。

最優秀賞の土光杯は、「女性として国に貢献する生き方を知って」の演題を掲げた全日本学生文化会議職員、椛島(かばしま)明実さん(25)が獲得しました。椛島さんは「いま安倍政権が掲げる『女性が輝く日本』は、女性が社会に出れば実現するのでしょうか。わが国の女性が長年にわたって身につけてきた素晴らしい素質を大切にしていけば、おのずから輝く女性になれるのではないかと確信します」と訴えました。

優秀賞ニッポン放送杯には「“いつでもOK”-女性ならではのライフスタイルに合った活躍術」の演題で早稲田大学政治経済学部3年の前場理恵子さん(21)が、フジテレビ杯には「女性の輝く時代は男女の相互協力から」の演題で北京第二外国語大学の笹峯桜さん(21)が、そして、産経新聞社杯には「女性の輝きで、煌け日本」の演題で法政大学経済学部4年の田中航(わたる)さん(24)がそれぞれ受賞しました。

入賞者には正賞のカップのほか、副賞(最優秀賞は30万円の旅行券、優秀賞は10万円の旅行券)が贈られました。

大会の冒頭には、下村博文文部科学相から「日本人であることに誇りを持ち、広くご活躍されることをご期待申し上げる」と出場者へメッセージが寄せられました。

土光杯弁論大会は、昭和を代表する財界人で、行政改革に晩年の人生をささげた故土光敏夫・臨時行政調査会長の功績を記念して毎年開かれています。 審査委員は、審査委員長の日下公人・日本財団特別顧問のほか5人です。

産経新聞紙面では11日(日)付に掲載されたほか、入賞者の論旨の要旨は1月27日(付)付に特集面で掲載します。

そして、フジテレビFNNニュースでも取り上げられました。以下のURLをクリックしてください。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00284170.html

(写真は最優秀賞土光杯を獲得した椛島明実人さん)

11第31回土光杯全日本青年弁論大会