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 第28回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の贈呈式が2月22日(金)、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で開かれ、大賞を受賞した平和・安全保障研究所理事長の西原正(まさし)氏(75)にブロンズ彫刻「飛翔(ひしょう)」(御正進(みしょう・すすむ)氏制作)が、正論大賞特別賞を受賞した元首相の中曽根康弘氏(94)にブロンズ彫刻「あゆみ」(小堤(おづつみ)良一氏制作)が、副賞の賞金とともに日枝久フジサンケイグループ代表から贈られました。

 会場にはこの日、各界の著名人約500人が集まり、熊坂隆光産経新聞社社長が「今後も一層多彩な言論活動に邁進(まいしん)されることを期待してやみません」とあいさつ、2人の功績をたたえました。

 これに対し西原氏は「保守の伝統の中で、真の自由が維持できる」、中曽根氏は「人を動かし、国を動かすのは言論の力だ。権威ある賞をいただき名誉に思う」と受賞の喜びを語りました。

 正論大賞は「民主主義と自由を守り、発展させる」という「正論路線」の言論で傑出した個人や団体に贈られる。東アジアの安全保障問題の専門家である西原氏は、日米同盟を基軸にした防衛力の確立を訴えるなど、現実的かつ建設的な論考が高く評価されました。

 一方、特別賞はフジサンケイグループの言論活動に対し顕著な貢献があった人などに贈られ、過去に6人が受賞しています。中曽根氏は政界引退後も産経新聞紙上でコラム「転換への挑戦」を執筆しているほか、新憲法制定議員同盟会長として憲法改正運動に取り組むなど積極的な言論活動が高く評価されました。

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http://sankei.jp.msn.com/life/news/130223/trd13022314290005-n1.htm