イベント一覧

 雪の降る「成人の日」の1月14日(月)、将来を担う青年男女が論戦を交わす「第29回土光杯全日本青年弁論大会」(フジサンケイグループ主催、積水ハウス特別協賛)が東京・大手町のサンケイプラザホールで開催されました。

  今年のテーマは、「日本の将来を問う-日本の精神、憲法、政治」。応募者の中から事前審査で選ばれた13人が登壇し、200人を超える観客の中、わが国の未来のあるべき姿、それを実現する夢について熱弁をふるいました。

  最優秀賞の土光杯は、「米国から見た日本の問題」との演題で「国際感覚を持つ日本人を育てるには、武士道や神道などの真の日本の精神を学ぶことが必要である」と主張したアメリカン大学(米国3年の榮理仁也さん(21)が獲得しました。

 優秀賞の産経新聞社杯には、「我が祖国日本の精神」の演題で、国学院大学3年の杉山文香さん(21)が、フジテレビ杯には、「一票なしに将来はなし-若者の政治離れに警鐘を-」の演題で、慶應義塾大学教職生の中島彩さん(25)が、そしてニッポン放送杯には、「高齢化社会における命の終末」の演題で、羽衣国際大学3年の植田麻美さん(21)がそれぞれ受賞しました。入賞者には正賞のカップのほか、副賞(最優秀賞は30万円の旅行券、優秀賞は10万円の旅行券)が贈られました。

 土光杯弁論大会は、昭和を代表する財界人で、行政改革に晩年の人生をささげた故土光敏夫・臨時行政調査会長の功績を記念して毎年開かれています。審査委員は、審査委員長の日下公人・社会貢献支援財団会長ら6人です。

 入賞者の論旨の要旨は29日(火)付に特集面で掲載します。

(写真は最優秀賞土光杯を獲得した榮理仁也さん)